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一眼レフカメラを遠隔操作する報道プロ向けソリューション登場!
スポーツをはじめとする報道現場では今、多彩な視点・角度からの撮像が求められ、カメラを遠隔操作する「リモート撮影」技術が広がりをみせているという。
キヤノンは、レンズ交換式カメラ(「EOS-1D X Mark III」、「EOS-1D X Mark II」)の遠隔操作を実現する静止画撮影用のリモート制御ソリューション"ロボティックカメラシステム CR-S700R"を今年2月下旬に発売する。これにより、報道現場におけるプロフォトグラファーの静止画撮影を支援するという。対応レンズは1月7日時点で6種類――。
「EF11-24mm F4L USM」、「EF16-35mm F2.8L III USM」、「EF24-70mm F2.8L II USM」、「EF70-200mm F2.8L IS II USM」、「EF24-105mm F4L IS II USM」、「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」と上記EOS-1D Xシリーズとの組み合わせで静止画の遠隔操作や撮影ができるリモート雲台と、カメラとリモート雲台を制御する小型・軽量なゲートウェイ装置(同梱)で構成される。
リモート制御ソリューションは、別売りのPC用ソフトウエア"カメラリモートアプリケーションCR-A100"を使用することで、一人でも複数のカメラを遠隔操作し、ライブビュー画像の表示や、指定した複数のカメラによる同時撮影ができる。リモート雲台は、雲台の回転軸をレンズの光軸と直交させるセンター型を採用。ズーム・パン・チルト・ロールなどの操作を直感的に行え、スポーツイベントなどで高速移動する被写体の追従にも適しているという。
同社は、これを静止画撮影に特化することで小型・軽量な筐体を実現しつつ、複雑でかさばりやすい有線接続を簡素化した。報道現場の静止画撮影におけるワークフローの効率化に貢献するという。