eスポーツ向け、6倍速いディスプレイ登場!

日本でも話題となっている。eスポーツはいま、対戦型ゲームのトーナメントが主でありそれを勝ち抜けば、賞金が稼げる。優秀なゲーマーは、トップアスリートのごとく大観衆から喝采を浴びる――。

eスポーツ及び対戦ゲームのコミュニティが劇的に膨張している。全世界のGeForceゲーマーの60%超が毎月参戦していた昨年、eスポーツの賞金総額は前年比29%増の2億1,100万ドル(Esports Earnings"2019History"より)。4億5千万人超がリアルタイムでトーナメントを視聴していた(Newzooレポート)という。

NVIDIAは今月5日、ラスベガスにおいて、eスポーツの熱狂的なファンおよび競技プレイヤーにとって史上最速のゲーミングディスプレイとなる、360Hz のリフレッシュレートを備えた新しいG-SYNC®ディスプレイを発表した。同レートでは、ゲーム内のフレームが2.8ミリ秒ごとに表示される。わずか数ミリ秒の差で勝敗が決まる対戦ゲームの世界にて、従来のゲーミング用モニタ/テレビよりも最大で6倍の速度を実現する。

同社とASUSは、7日より開催される「CES」において世界初のG-SYNC360Hzディスプレイ(今年発売予定)を公開。世界最速のゲーミングGPUであるGeForce RTX®と完璧な相性を有し、対戦ゲームの体験を比類なきレベルに高める。"360Hz"と可変リフレッシュレート(VRR)により、フレームが3ms以内にリフレッシュされるため、eスポーツの競技プロは、テアリングのないフレームと圧倒的に低いレイテンシの両方が得られるという。

両社が共同開発したASUS ROG Swift 360は、eスポーツ・プロ向けに設計されていて、24.5インチの画面に映るすべてのピクセルを確認できる。新しいスマートなROG仕上げも特徴で、大舞台でも安心してプレイできる機能を備えている。