物流プラットフォームとキャッシュレス決済モールをAPI連携

それは現状20%、諸外国の40~60%に見劣りするとして、経産省が昨年まとめた未来図を軸に官民挙げて「'25年、キャッシュレス決済比率40%」を掲げ、様々な取り組みが進む。日本ではいまQRコード決済が人気で、ネット通販を支える物流現場では、人手不足が深刻化している。

「キャッシュレス」に関する各種情報が同省Webサイトで公開されていて、「働き方改革」実現に向けた事業者への支援策等が厚労省Webサイトにて案内されている。今月25日、物流プラットフォームを運営するオープンロジは、ヤフーが運営する「PayPayモール」とのAPI連携に対応した。商品の保管・発送代行サービスの利用に必要な物流管理業務を自動化。PayPayモール出店者は追加料金なしで業務の手間を削減できるという。

オープンロジは、ECの販売側と物流倉庫の運営側の間の分断されたデータや運用をAPI活用によって連携させ、EC事業者を中心に物流業務効率化のサポートを行っている。これまでに、受注一元化サービスのネクストエンジンおよびEC運用支援サービスのSTORES.jp、ECモールのYahoo!ショッピングeBayとAPI連携し、商品情報を1クリックでオープンロジに連携でき、商品の発送まで自動化できるサービスを提供してきた。

Yahoo!ショッピング出店者向けには、昨年6月から連携サービスを提供していて、今回、Yahoo! JAPANの定める出店基準を満たした店舗のみが出品できるプレミアムなECモール「PayPayモール」とのAPI連携に対応したという。連携機能の利用フローは「API証明書を準備」ー>「API認証」->「商品情報のインポート」->「保管・配送代行の依頼が可能」となっている。

令和元年に始まった新たな物流代行サービスは、Yahoo! JAPANコマースパートナーマーケットプレイス>オープンロジにて詳細が確認できる。