創造領域を効率化する、アイデア出し支援サービスはじまる

さまざまな組織で「働き方改革」が推し進められている。今、それと創造性の両立は可能だろうか――。発想を軸に働く人たちからは、アイデア出しの効率化は難しいとか、一人で呻吟したり、"オフ"にそれをすることが増えたといった声が聞こえてくる。

企画職1,032人へ「アイデア出しに関する意識・実態調査」を行った結果、「イノベーティブなアイデアを求められることが増えた」と回答した人は56.6%。一方で、「働き方改革が個人のアイデア出しを効率化することは難しい」と58.4%の人が実感していて、「プライベートな時間までアイデアを考えることが増えた」、「一人でアイデアを考えなければならない場合が増えた」との回答はそれぞれ43.0%、46.2%だった。

アイデアを求められる機会は以前より増加している。企業において、働き方改革による労働時間制限により、業務時間外にひとりブレインストーミングを行う担当者が多くいる実態が見えてきたという。TISは、アイデアの素を量産し、企画/開発などアイデア出し業務の効率化をサポートするクラウドサービス「AIブレストスパーク」博報堂と共同開発。そのβ版を今月30日まで無償提供し、7月1日に正式版の販売を開始する。

創造領域にAI技術を応用することで企画プロセスの効率化を支援する。同サービスは、着想や概念のきっかけとなるキーワードを入力すれば関連語をインターネット上から瞬時に収集、組み合わせ、新たな切り口や視点としてユーザーに提供する。アイデアの拡散を効率化し、俯瞰情報やコトバ同士の"意外接着"により発想を増幅させ、人間の創造力を高めるという。

博報堂発想支援メソッドを5つの機能にまとめてUIに搭載した。TISは同サービスを企画づくりに悩む全ての人へ提供。正式版でも機能の拡張、スマホアプリ化やスマートスピーカーとの連動なども視野に、新しいアイデア出しの形を提案していく考えだ。