目的志向でAI×データ駆動型ビジネスをデザイン、定着まで回す

データやAIを活かしてビジネス拡大やビジネス変革を行う。潮流は現在世界中で起きていて、新たな価値創出を目指してそれに取り組む企業が増え続けている。

一方で、データ不足、データ準備の時間増、データ量増大に伴う資産増、分析結果とアクションの乖離、データやAIの精度不足などに因り業務適用が進まないことが大きな課題になっているという。富士通は、データとAIの融合的利活用により顧客の目的志向型ビジネスの実現を支援するプロセスおよびフレームワーク「Design the Trusted Future by Data x AI」をグローバルに7月より順次適用していく。

人の暮らしと産業を豊かにする信頼の置けるデータ駆動型社会の実現に向けた取り組みとなる、それは上記課題に対し、顧客の目的達成に主眼を置き、業務実装と定着化による価値創出を目指すものだという。同社が世界中の顧客と取り組んできたデータやAIを活用したプロジェクトから得たナレッジと、長年培ってきた業種・業務のシステム構築ノウハウをもとに策定。

データとAIの融合的利活用により、社会課題解決や事業目的を達成するためには、プロセス全体を貫く目的と仮説設計が重要である。明確な目的と仮説を起点に「Data×AI」の検証や学習を繰り返しながら全プロセスで効果を最大化。その成果を業務に適用し、定着化させることで「Data×AI」による価値創出が可能となる。

分析フェーズのみならずプロセス全体へ、実績豊富なサービス・製品・先端技術などをフレームワークとして積極的に導入することで、個々のプロセス強化およびプロセス間でのナレッジ共有による効率化と精度向上を図るものだという。「Data×AI」により、富士通は、人を中心にしたトラステッドなより良い未来の創造をデザインし、グローバルにおける社会課題解決と顧客の目的志向型ビジネスの実現を強力に推進していく構えだ。