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JAXAとグリー、VR／AR分野における宇宙関連データを用いた新事業の共創を目指す
グリーと宇宙航空研究開発機構（JAXA）は、重力をはじめとする月の環境を学ぶ子ども向けVR体感サイエンスツアー「ありえなLAB」をメインコンテンツとした、宇宙体感！ワークショップ「月面キッズキャンプ」を2019年3月25日～5月31日の期間、よみうりランドにて開催することを発表した。
両者は、2017年9月に覚書を締結し、仮想現実および拡張現実（VR／AR）分野において、宇宙関連データを活用した新たな事業創出に関する連携協力を行い、重力をはじめとする月の環境を学ぶ子ども向けVR体感サイエンスツアーである、ありえなLABのコンテンツを共同制作してきた。
今回、これまでの連携協力を発展させ、新たな発想の宇宙関連事業の創出を目指す「JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ（J-SPARC：ジェイ・スパーク）」に位置づけてワークショップを開催する。J-SPARCとは、宇宙ビジネスを目指す民間事業者等とJAXAとの対話から始まり、事業化に向けた双方のコミットメントを得て、共同で事業コンセプト検討や出口志向の技術開発・実証などを行い、新しい事業を創出するプログラムのこと。
月面キッズキャンプとは、ありえなLABや様々な宇宙関連展示、プログラミング教室を通して、楽しみながら宇宙や月について学ぶことができるというもの。この取り組みを通して、VR／AR分野における宇宙関連データを用いた新事業のコンセプト共創を行い、VRが表現する仮想現実の世界を、空想ではなくより現実に近づけることでコンテンツの価値を高め、より多くの人々がVRにより現実の宇宙空間を体感できる機会を提供することを目指すという。