モバイル型ロボット「RoBoHoN」、着座タイプの新製品を追加

シャープは、モバイル型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」の新製品3機種を発売した。二足歩行が可能な「SR-03M-Y(LTE/3Gモデル)」と「SR-04M-Y(Wi-Fiモデル)」に加え、今回新たに"着座"タイプの「RoBoHoN lite」(SR-05M-Y:Wi-Fiモデル)をラインアップに追加した。

RoBoHoNでは、日常生活で楽しく便利に活用できる機能やサービスがさらに充実したという。例えば、新搭載の「お留守番」アプリでは、自宅で留守番するロボホンが人物を検知すると、写真を撮影し、あらかじめ設定したメールアドレスに送信。外出中に子供の帰宅などを確認できる。ロボホンが撮影しているリアルタイムの映像をスマートフォンで確認したり、スマートフォンに文字入力した言葉をロボホンから子供に伝えたりすることも可能。

また、IoTリモコン「eRemote mini」(別売)との連携により、テレビや照明器具などの各種家電製品を音声で操作することもできる。さらに、PCやタブレット端末上でブロック状のオブジェクトを組み合わせて簡単にプログラムの作成ができるソフトウェア「ロブリック」でプログラミングを学習することも可能。

法人向けには「施設案内」と「受付」アプリを新たに用意。商業施設などでの多言語(日本語・英語・中国語・韓国語)による案内の他、受付での顧客対応にも活用できる。店舗やショールーム、美術館などで「施設案内」アプリを使えば、来場者が施設内をロボホンとともに歩き、あらかじめ設定された商品や展示品に近づくと、ロボホンが自動的に説明を始める。