多地点展開をサポートする空間接続ソリューションを提供開始

NECネッツエスアイは、ビデオコミュニケーション部分に同社が販売する「共創ワークソリューション Zoom」を採用し、働き方改革やコラボレーションワークをサポートする空間接続ソリューション「SmoothSpace 2」の販売を開始した。価格はオープン価格で、出荷は2019年4月を予定している。

SmoothSpaceは、2014年の販売開始以来、離れたオフィス間や、工場、研修室などを等身大の映像で常時接続し、会議だけではない、普段オフィスで行っている何気ない会話、コミュニケーションを誘発するツール・環境として多数の企業が採用している。また、離島や小規模の学校の教室と他の学校の教室を接続し、あたかも同じ教室で授業を行っているような環境を作るなど、教育の現場でも活用されている。

SmoothSpaceは、高画質な映像・音声を利用するために企業のイントラネットなど閉じたネットワークで利用するケースが一般的だった。しかし、オープンイノベーションやサテライトオフィス・テレワークに代表される働き方改革に対応が求められる昨今、社外や海外とも空間を接続したコミュニケーションを実現したいという多くのニーズを受け、今回、様々な機器で手軽に高画質なコミュニケーションが可能なZoomと連携したSmoothSpace 2を開発した。

SmoothSpace 2は、会議室向けのZoom Roomsを複数併用することで、SmoothSpace同様、没入感のある大画面映像による空間接続を常時接続で実現できる。また、Zoomをベースとしているので、ネットワークは通常のインターネット回線、多地点接続や他のZoomユーザーとの接続などが可能など、導入の容易性と共に活用の幅が広がるという。