AIを活用したインターネット広告運用サービスを発表、ブレインパッド

ブレインパッドは、自社開発の新製品として、AI型インターネット広告運用ソリューション「FUSE LIGHT(フューズライト)」の提供を開始することを発表した。FUSE LIGHTは広告分野に携わったことがない人でも「誰でも」「気軽に」「簡単に」インターネット広告の運用が可能な自動配信・自動運用ソリューションだという。

ブレインパッドは創業以来、データ活用を通じて様々な企業の発展を支援してきた。インターネット広告分野でも、月間6億キーワードの自動最適化を実現する「L2Mixer(エルツーミキサー)」や広告運用レポートの自動化を中心とした総合運用サポートツール「AdNote(アドノート)」をはじめとした様々なソリューションを展開し、顧客企業のビジネスの発展に貢献している。

多くの企業に利用してもらう一方で、事業規模の比較的小さな企業(個店)にとっては「インターネット広告は難しそう」「専門家に任せないと無理」といった先入観から、旧来のチラシやDM、専門情報サイトへの掲載による販促活動が中心となり、Yahoo!プロモーション広告やGoogle広告などの「リスティング広告」やFacebookなどの「SNS広告」といった、インターネット広告を活用したオンライン集客に踏み出せていないケースが少なくない。

今回発表したFUSE LIGHTは、これまでのインターネット広告に対する先入観を払拭し、誰でも"気軽にインターネット広告を活用"できる世界を創造するために生まれたと同社は説明する。

FUSE LIGHTは、リスティング広告やSNS広告などの広告配信を、ブレインパッド独自のAI技術を駆使し完全自動化した「AI型インターネット広告運用ソリューション」。インターネット広告に関する事前の学習や知識が必要なく、1分ほどの作業で配信を開始できるという。また、広告予算を月1万円から自由に設定でき、あとはAIによる広告運用を可能とする。

全ての操作はスマートフォンで完結し、チャット(対話)形式の親しみやすいUIを採用しているため、普段PCを使うことがない人でも直感的に使うことが可能。「圧倒的なシンプルさ」をコンセプトに、これまでインターネット広告に携わったことが無い人でも迷うことなくインターネット広告を活用できるという。

FUSE LIGHTの利用料は、3980円からプランが選択できる(最低利用期間1カ月以上)。広告出稿にかかる媒体費用と月額のツール利用料金のみで利用できる。これまで専門家に委託していた作業をAIを活用して自動化することで、人的コストを削減。また、利用期間を最低1カ月、最低出稿金額を1万円から設定できるので、気軽にインターネット広告をお試しできるという。

広告の開始・停止も自由自在なため、例えば、美容店や飲食店なら予約が少ない週だけ、教育機関なら生徒の募集期間だけといった、事業のシーンごとに柔軟に利用することも可能だと説明する。