倉庫内搬送業務の効率化・省人化を実現する物流支援ロボットの導入効果

ZMPの物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)AD(自律移動モデル)」が、SGホールディンググループで国内ロジスティクス事業を展開する佐川グローバルロジスティクスにおいて、搬送業務の自動化による庫内作業の効率化・省人化を目指し、東関東支店柏SRC(千葉県柏市)に導入された。

今回の導入対象である柏SRCでは、近年社会全体で問題になっている戦力確保に加え、庫内オペレーションと作業内容の関係で倉庫内における往来頻度が高いため、荷物の搬入作業にかかる作業者の移動時間の削減が大きな課題となっていた。

そこで同社では、この課題への解決策として、300キログラムまでの荷物の自動搬送が可能なCarriRo ADの導入を決定。また、あらかじめ走行ルートをパターンとして設定するだけで都度走行ルートの変更ができる可変ランドマークを活用することで、柔軟な運用が可能となり、より効率化・省人化ができると考え、実用化に向けた検証を行った。

同社ではCarriRoに荷物を積むのではなく、カーゴを牽引し、より多くの荷物を搬送する事を検討・検証。1カ月間の検証の結果、入荷検品から棚入れにおける搬送時間を1日当たり約3時間削減でき、大幅な効率化・省人化に繋がることを確認した。そのため、2019年1月から本格導入した。

CarriRoは、ジョイスティックによる操作ができるドライブモードおよびビーコン(発信機)を自動追従するカルガモモード、自律移動機能を有した台車型物流支援ロボット。同製品の機能を活用することで、運搬の生産性を最大約3倍まで引き上げることが可能だという。

CarriRo単体では、最大150キログラムの荷物を、CarriRoにオプションの牽引治具を取り付けることで約300キログラムの荷物を8時間連続で運ぶことができる。倉庫や物流センター内のピッキング業務の効率化や、工場内の工程間搬送に利用することでベルトコンベアやAGV(無人搬送車)を代替することも可能だ。

物流支援ロボットCarriRo AD、佐川グローバルロジスティクスにて本格導入

カテゴリー: 情報通信 , ロボット/AI , ロジスティクス   

大島 純一郎

大島 純一郎Author

証券系システムエンジニアやIT系資格対策問題集の編集、IT系Webメディアの編集記者などの経歴を生かして、企業向けIT関連の記事制作に携わる。専門は、IT、金融、医療分野。医療情報システムの企画/構築、運用に関する知識を有する専門者としての資格、医療情報技師、情報セキュリティアドミニストレータの保有者。

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