有害獣類の被害防止対策にLPWAを利用した通知システムを採用

マスプロ電工は、愛知県日進市、日進市猟友会と共同で、イノシシなどの有害獣が箱罠で捕獲された情報を、LPWA (Low Power Wide Area)を利用して通知するシステムの実証実験を開始した。近年、イノシシなど野生有害獣による被害は、住宅地に出没し人に危害を加えることや農作物被害など一つの社会問題になっている。


マスプロのLPWAを利用した通知システムを利用することで、定期的に箱罠を確認するなどの手間が省け、人手不足に苦しむ猟友会の省力化につながると同社は説明する。

このシステムでは、イノシシが箱罠に入り檻が降りると、あらかじめ登録した携帯電話などにメールで通知する。担当者が定期的に箱罠を確認する必要がないため、確認作業を省力ができる。

また、LPWA規格の一つである「Sigfox」は一度に送信できるデータ量は小さいが、遠距離通信や乾電池のみで駆動する圧倒的な低消費電力を実現した新たな通信手段として注目されている。このシステムでは、電源工事も不要で移設も容易で、またランニングコストを抑えて運用が可能だという。