業務プロセスモデリングツールの無償版を提供、NTTデータ イントラマート

NTTデータ イントラマート(以下、イントラマート)は、業務プロセスの可視化、設計を手軽に実現できる「IM-BPM プロセスデザイナ(デスクトップ版)」の無償提供を開始した。自社の業務においてどの領域にBPMツール適用が適しているのか、本格導入前に活用イメージとその効果をつかむことが可能になる。


IM-BPM プロセスデザイナ(デスクトップ版)は、Windows、Mac OS上で動作する業務プロセスモデリングツール。国際標準規格である「BPMN2.0」に準拠した業務プロセス図をモデリングすることが可能で、Excel形式の設計書を出力する機能も備えている。要件定義や基本設計の段階で行われるAs-Is, To-Beモデリングなどに活用できる。

また、従来のIM-BPM プロセスデザイナを利用する際には、専用のサーバを構築していただく必要があったが、デスクトップ版では、利用者の端末に展開するだけですぐに利用できる。現場のメンバーから、IT部門の担当者、システムインテグレーターまで幅広く利用可能だと同社は説明する。

企業における働き方や顧客ニーズが多様化する中、業務プロセスのデジタル化・自動化による業務改善に取り組む企業が急増している。イントラマートも、労働生産性の向上をデジタル技術で実現するための製品サービス、ソリューションを提供している。特に、業務改革ツール「IM-BPM」を中心に、バックオフィスから顧客接点領域までの業務プロセス全般のデジタル化・自動化により、ユーザーの業務効率化と企業競争力強化に向けたサポートを行っている。

今回、どの業務領域から業務改善を進めると一番効果が高いのかを事前に把握したいというユーザーに向けて、業務プロセスのデジタル化・自動化の実現効果を体感してもらうことを目的に、IM-BPM プロセスデザイナ(デスクトップ版)を無償提供する。同ツールを利用して、業務フローをユーザー自身が手軽に記述することで、無駄なプロセスや属人化したタスクが整理され、全体最適化した業務プロセスによる業務改善・生産性の効果を実感することが可能になるという。

既にBPMツールを導入済みのユーザーはもちろん、BPMツールに触れたことのない人でも自社業務プロセスのボトルネックなどの問題点が明らかになる、さらに本格導入前に効果のイメージを把握することもできる。