中堅企業向けエンドポイントセキュリティのクラウドサービスを提供開始

日立ソリューションズは、大企業を中心に8,200社、850万ライセンスの導入実績があるセキュリティソリューション「秘文」シリーズに、中堅企業の製造業を中心とした幅広い業種の企業がエンドポイントセキュリティ環境をクラウドサービスで簡単に導入できる「秘文 Endpoint Protection Service」を追加した。


秘文 Endpoint Protection Serviceは、システム管理者が、あらかじめ用意された内部不正防止や、ワークスタイル変革でテレワークを行う場合などのセキュリティ対策メニューから必要な項目を選択するだけで、秘文シリーズの機密データの暗号化、デバイスの利用や接続先ネットワークの制御などの目的に応じたエンドポイントセキュリティ環境を利用できるというもの。

また、日立ソリューションズが、秘文サーバの障害監視やOSの脆弱性対応、バックアップ運用などを行う。これらにより、システム管理者は、エンドポイントセキュリティ環境の導入や運用にかかる業務を大幅に軽減できる。

秘文の更新プログラムは、「Windows 10」から導入された定期的な更新プログラムを配信する「Windows as a Service(WaaS)」に対応。「Windows Server Update Services(WSUS)」を利用している企業のシステム管理者は、秘文の更新プログラムをWSUSサーバ登録することで「Microsoft Update」と統合できます。

これにより、エンドユーザーは、これまで半年に1回、Windowsの新機能を含む「機能更新プログラム」が配信されるタイミングで、秘文の更新プロクラムを個別にインストールしていたが、Microsoft Updateを行うだけで秘文の更新プロクラムを自動でインストールできる。

この機能は、従来提供している「秘文 Device Control」、「秘文 Data Encryption」、「秘文 Data Protection」の最新版でも提供する。

今後も日立ソリューションズは、秘文シリーズなどによるセキュリティソリューションを強化することで、サテライトオフィスや自宅など、時間や場所にとらわれずに仕事ができる企業の働き方改革を支援していく計画。