セブン‐イレブン、初の省人型店舗をオープン NECのAI・IoTなどの先進技術を活用

セブン‐イレブン・ジャパン(セブン‐イレブン)と日本電気(NEC)は、マイクロ・マーケット(小規模商圏)への本格的な展開を目的に、NECのAI・IoT技術を活用した初の省人型店舗となる「セブン‐イレブン三田国際ビル20F店」をオープンした。
今回の取り組みは、昨今ニーズが高まっているオフィスビルや病院、工場など「マイクロ・マーケット」と呼ばれる商圏に、NECのAI・IoTなどの先進技術を導入したセブン-イレブン店舗を出店し、実証実験を行っていくもの。

この店舗には、NECとして国内初導入となる「顔認証による決済」をはじめ、「ターゲット広告サイネージ」など、来店者の快適・便利を支えるシステムに加え、冷蔵庫などの設備情報を24時間自動収集し、安定稼働をサポートする「設備の稼働管理」や「AIを活用した発注提案」といった従業員を支えるシステムを活用することで店舗の省人化を図っていく。

また、コミュニケーションロボット「PaPeRo i」による接客支援や映像解析による不正侵入の検知などのソリューションも活用する。

セブン-イレブン三田国際ビル20F店では、おにぎり、サンドイッチ、パン、乳飲料、ソフトドリンク、菓子、カップラーメン、セブンカフェ、雑貨など約400品目を取り扱う予定。