聖マリアンナ医科大学、デリバリーロボットによる検体・薬剤の搬送の実証実験を開始

聖マリアンナ医科大学病院とNECネッツエスアイは、聖マリアンナ医科大学病院にて、デリバリーロボット「Relay」による検体・薬剤の搬送の実証実験を2019年1月中旬まで実施する。この実証は、神奈川県の「公募型『ロボット実証実験支援事業』」に採択され実施するもの。


聖マリアンナ医科大学は、2021年の創立50周年に向け「選ばれる病院~人・社会・未来から~」をテーマにリニューアルを計画し、高次医療を追求し最善・最適な医療を提供できる体制の構築を目指している。その取り組みの中で医療従事者の働き方改革として医療現場におけるロボット活用を検討している。

NECネッツエスアイは、自律走行型デリバリーロボット「Relay」導入に必要なインフラ構築からロボットのレンタル・運用・メンテナンスまでワンストップで提供。病院や介護施設における医療品や検体など秘匿性の高い搬送用途に対応する機能拡張を図るなど、ロボティクス関連事業の強化を図っている。

両者は今回の実証実験を通して、医療従事者の搬送業務における負担軽減や業務効率化を図り、働き方改革を促進することで、入院患者などの病院利用者への利便性・サービス向上に貢献することを目指す。

実証実験では、医療現場において、デリバリーロボットが検体および薬剤の搬送を行うことによる効果を検証する。具体的には、医療従事者の搬送業務における1日あたり利用回数や1回あたりの所要時間などの負担軽減の効果を検証。また、RFID認証による開閉、ログ管理による検体および薬剤などの搬送品の安全性や品質確保の向上を図る。さらに、施設内やエレベーターを走行することで病院利用者等に対してストレスにならないかを確認する。

自律走行型デリバリーロボットであるRelayは、本体ディスプレイ上で番号入力するだけの容易な操作で搬送指示が可能。各種センサーにより、人や障害物を回避しながらの自律的に走行する。エレベーター連携によって、マルチフロア移動が可能だ。また、コンパクトな設計で病院利用者等に対する圧迫感がない。さらに今回、秘匿性の高い搬送用途に対応するためRFIDカード認証によるロック機能を新たに搭載した。

聖マリアンナ医科大学病院で、自律走行型デリバリーロボット「Relay」による検体・薬剤搬送の実証実験を実施

カテゴリー: 情報通信 , ロボット/AI , ヘルスケア   

大島 純一郎

大島 純一郎Author

証券系システムエンジニアやIT系資格対策問題集の編集、IT系Webメディアの編集記者などの経歴を生かして、企業向けIT関連の記事制作に携わる。専門は、IT、金融、医療分野。医療情報システムの企画/構築、運用に関する知識を有する専門者としての資格、医療情報技師、情報セキュリティアドミニストレータの保有者。

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