クラウド型コンタクトセンターサービスを提供開始、SCSK

SCSKは、自社のオムニチャネル対応音声基盤クラウドサービス「PrimeTiaas」とアドバンスト・メディアのクラウド型コールセンター向けリアルタイムAI音声認識ソリューション「AmiVoice Communication Suite Cloud」を連携したワンストップサービスを2018年12月から提供開始する。


昨今、コンタクトセンターシステムを構築する企業において、初期投資が抑えられ、かつスモールスタートが可能であるクラウド化が選択されている。また、コンタクトセンターにおいて、ユーザーの声の活用はサービス向上・品質改善には必要不可欠であり、その声を集める手段として音声認識システムの需要が急増している。

そこで、SCSKは日本アバイアのコンタクトセンターシステムを活用した「PrimeTiaas」とアドバンスト・メディアが提供するリアルタイムAI音声認識ソリューション「AmiVoice Communication Suite Cloud」を連携した、オールラウンドクラウドコンタクトセンターシステムを構築した。

PrimeTiaasは、短期間かつ低コストでコンタクトセンターを立ち上げられる、SCSKのオムニチャネル対応クラウドサービス。回線切替機や電話セット、管理ツール、監視、ヘルプデスクなどのコールセンターに必要な機能をオールインワンで提供する。さらに通話録音やCTI連携など多彩なオプションも用意している。

AmiVoice Communication Suite Cloudは、コールセンター向けAI音声認識ソリューションを元にした音声認識のクラウドサービス。通話音声のリアルタイムテキスト化が可能。音声のテキスト化によるオペレーターへの即時フォローや、管理者の複数通話同時モニタリングによるリアルタイム支援、音声認識エンジンの自動学習による認識精度向上などスムーズなコールセンター運営を支援する。