おつりを投資に回すフィンテックはじまる

昨年6月に閣議決定された「未来投資戦略2017」において、金融とIT(情報技術)の融合によるFinTech(フィンテック)を活用したイノベーションに向けたチャレンジを加速させる観点から、フィンテックに係る実証実験を容易化するための措置を講じるとの方針が示されている。


金融庁では、フィンテック企業や金融機関等が前例のない実証実験を行おうとする際に抱きがちな躊躇・懸念を払拭するため、「FinTech実証実験ハブ」を設置。そして今年11月8日、この実験ハブの支援決定案件を公表した。申込企業は、TORANOTEC、GMOペイメントゲートウェイ、セブン銀行、ポケットチェンジの4社だ。

買い物のおつりやポケットの中の小銭について、ユーザーが小売店内等に設置された装置「おつり投入ボックス」にそれを投入することによって、そのまま投資に回せる。おつり投資サービスにおけるオペレーションが適法かつ適正に遂行できるか検証するという。上記4社は、この実証実験を通じて、日本の潜在投資家に全く新しい形で少額投資の機会を提供する。

おつり投入ボックスの開発をポケットチェンジ、同ボックスの管理・運営等をセブン銀行、おつり・小銭データの管理・送金をGMO-PG、おつり・小銭による資金の運用等をTORANOTEC投信投資顧問が担当する。今回のプロジェクトにおいて、投資アプリ「トラノコ」利用者は、QRコード(デンソーウェーブ商標)によるユーザー認証を行い、小銭の投入後、同アプリ内で投入金額を確認・承認して簡単に投資が行える。

日本の人々の生活に投資を根付かせることを目指すとともに、今後様々なシーンでの活用が期待できる新たな投資手段、および資金移動手段の検証を行う。「おつり投入ボックス」の設置場所は丸の内センタービルディング1階(東京都千代田区)他で、実施期間は来年2月~4月(予定)だ。

『リアルおつり投資』プロジェクトが金融庁「FinTech実証実験ハブ」支援案件として採用

カテゴリー: 情報通信 , 金融   

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