人と機械が安全に協調するモノづくり現場を構築、オムロンが提案

オムロンは、モノづくり現場において人と同じ空間で安全に作業を行えるアーム型協調ロボット「TMシリーズ」をグローバル40カ国で販売開始した。ロボットアームにビジョンシステムを一体化。直感的なプログラミング環境に様々な画像処理機能を組み合わせ、"人と機械が安全に協調するフレキシブルなモノづくり現場"を簡単に構築できるという。


近年、モノづくり現場では、消費者ニーズの多様化によって製品ライフルサイクルが短命化し、生産品目の変更や需要変動に合わせ、生産ラインのレイアウトを柔軟かつ迅速に変更することが求められている。また、人手不足が深刻化する中、単純・単調で重労働な作業は機械に任せ、人はより創造的な仕事に従事できる環境整備が必要とされている。

TMシリーズは、従来、一般的な産業用ロボットでは迅速な立ち上げや段取り替えが困難だったロボット導入をユーザー自らが簡単に行える環境を提供。これまで人にしかできなかった「部品の設置や取り出し」、「箱詰め」、「ねじ締め」などの作業を担う。

TMシリーズは、人や障害物を自動で回避しモノを搬送する自動搬送モバイルロボット「LDシリーズ」との接続性が高く、簡単に組み合わせて使用できる「モバイル対応モデル」を同時に発売。ユーザーは、LDシリーズにTMシリーズ モバイル対応モデルを搭載することで、モノの搬送に加え、持ち上げてトレイに載せかえる「ピック・アンド・プレース」など搬送前後の作業を担当させることができるという。

フローベースの直感的なユーザーインターフェースを持つプログラミングツールと簡単なティーチングにより、ロボット言語などの専門知識は不要。一般的な産業用ロボットと比べ簡単かつ短時間で生産ラインの立ち上げや段取り替えが可能。

ロボットアームと一体化したビジョンシステムでセットアップ時間を短縮。「照明付きビルトイン型ビジョンシステム」を搭載し、広い視野角で製品を捉える。「パターンマッチング」や「バーコード読み取り」、「カラー識別」などの画像センシング機能を備えており、簡単な画像登録で検査・計測、仕分け作業が行えるという。

人と機械の協調を可能とする安全規格に対応し、安全柵なしに設置や人と同じ空間での動作が可能。一般的な産業用ロボットの導入に必要な安全対策が不要となり、導入時間を大幅に短縮する。

“人と機械が安全に協調する”モノづくり現場を加速するアーム型協調ロボット「TMシリーズ」を発売

カテゴリー: 情報通信 , ロボット/AI   

大島 純一郎

大島 純一郎Author

証券系システムエンジニアやIT系資格対策問題集の編集、IT系Webメディアの編集記者などの経歴を生かして、企業向けIT関連の記事制作に携わる。専門は、IT、金融、医療分野。医療情報システムの企画/構築、運用に関する知識を有する専門者としての資格、医療情報技師、情報セキュリティアドミニストレータの保有者。

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