業務用冷蔵庫内の見える化で食品ロスの削減を目指す

NTTドコモ(以下、ドコモ)とドコモの米国現地法人であるNTT DOCOMO USA(以下、ドコモUSA)は、グローバルIoTソリューション「Globiot(グロビオ)」の取り組みの一環として、IoTを活用し、業務用冷蔵庫・冷凍庫の温度・湿度のモニタリングが月額99ドルから利用可能な「温度・湿度モニタリングサービス」の提供を2018年11月から米国で開始する。


大きな冷蔵庫・冷凍庫を多数持つ米国のスーパーやレストランでは、冷蔵庫・冷凍庫の温度異常時の食品ロスが課題になっている。そのため、遠隔監視機能を持つ業務用冷蔵庫・冷凍庫の需要は高いものの、高価であるため、遠隔監視機能を持たない冷蔵庫・冷凍庫が市場に多く存在している。

今回提供するサービスは、スーパーやレストランなど店舗・売り場にある設置済み冷蔵庫や冷凍庫に、専用の温度・湿度センサーと通信機器を設置することで、温度・湿度データをリアルタイムに収集。異常検知から通知までの自動化を安価に構築することが可能だ。これにより、食品ロスや従業員の目視確認による運用コストの削減と、信頼性の高い温度管理の両立を実現する。

リアルタイムで冷凍・冷蔵庫内の温度を測定し、クラウド上にデータを蓄積。データは、ユーザーのスマートフォンやPCで24時間閲覧が可能。冷蔵庫、冷凍庫環境に応じて、アラートの各種条件設定を実施。温度・湿度が設定した上限、下限値を超えた場合に、関係者にメールで通知する。さらに、月次の温度・湿度変化に関するレポート、分析レポートを提供。レポートに基づく設定変更を実施。

各種センサーを活用したモニタリングシステムは様々な分野で導入されている。このサービスは低消費電力広域無線ネットワーク「LoRaWAN」対応で省電力通信が可能。一度設置したセンサーは電池を交換することなく約5年以上稼動する。

また、今後温度、湿度センサーに加えて、様々なLoRaWAN対応デバイスおよびセンサーをサービスの対象商品に加え、多様な業種・業態への展開も予定している。同サービスは、LoRa対応のIoTテクノロジーを提供する米国のmyDevicesとの協業により実現した。

Globiotは、法人顧客のIoT製品のグローバル展開のために、ドコモがグローバル回線・オペレーション・コンサルティングをワンストップで提供するマネージドサービス。

米国でIoTを活用した業務用冷蔵庫の「温度・湿度モニタリングサービス」を提供開始

カテゴリー: 情報通信   

大島 純一郎

大島 純一郎Author

証券系システムエンジニアやIT系資格対策問題集の編集、IT系Webメディアの編集記者などの経歴を生かして、企業向けIT関連の記事制作に携わる。専門は、IT、金融、医療分野。医療情報システムの企画/構築、運用に関する知識を有する専門者としての資格、医療情報技師、情報セキュリティアドミニストレータの保有者。

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