サッポロ、ユーザーの斬新なアイデアから次世代ビールを開発

サッポロビールは、CtoCコミュニティを活用し、本格的なユーザーイノベーションによる価値創造を目指した次世代サービス「HOPPIN'GARAGE」をスタートした。一般消費者から募った斬新なアイデアをもとに極小ロットでビールをつくり、コミュニティ内のユーザー評価や市場性を踏まえて実際に商品化する。

運営に際しては、昨今の「CtoC」「シェア」「リアル体験」といった消費者行動の潮流を踏まえ、食コミュニティ運営で急成長中のスタートアップ企業キッチハイクと業務提携。共同で新たにつくるビール好きCtoCコミュニティをベースに、「自分が飲みたい世界にひとつだけのビールをつくり、リアルな場で仲間とシェアできる」という、未体験の価値を提供する次世代サービスとして展開する。

一人のビール好きの頭の中にあるとんでもないアイデアを見い出し、自社のモノづくりによって多くのお客様にビールの楽しさを味わっていただきたい、そんな想いを込め、ビールづくりの新たな時代を切り拓いていくという。同サービスを基点にお客様にもっと近づくことで商品開発力やコミュニケーション力の強化につなげ、企業価値の向上を目指す。

自分が飲みたいビールの企画アイデアをHOPPIN' GARAGEサイト上で応募。厳正な審査を経てアイデアが採用されると、ブリュワーとの開発ミーティングを実施。約2カ月後、特別なビールが完成する。HOPPIN' GARAGEコミュニティ上でイベントを立ち上げ、参加した仲間と祝杯を挙げるという仕組みだ。

また、HOPPIN' GARAGEコミュニティ上で参加者募集しているビールイベントに参加できる(有料)。主催者が異なる4つのイベントを用意、それぞれ趣向を凝らした楽しいコンテンツを楽しめる。さらに自分でビールイベントを開催することも可能。