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みなまきラボで、街の活性化を目指したスマートライフ実証実験
NTTドコモは、横浜市、相鉄ホールディングスとAI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)技術を活用し、街の活性化を目指したIoTスマートライフ実証実験を、横浜市と相鉄ホールディングスが進める「相鉄いずみ野線沿線 環境未来都市」の対象地区であるみなまきラボを中心とするエリアで開始した。
今回の実証実験では、AI技術を用いた地域のユーザー向けのチャットボットを活用し、地域のイベント情報や生活に役立つ身近な情報などを提供する。また、写真を撮って投稿するスポット投稿機能を活用し、街のおすすめ情報やベビーカーで通りやすいルートなど、地域の方々からのニーズを広く収集。そうした情報を共有する相互対話システムを構築しコミュニティ活性化を図る。
また、フィットネスリストバンドを活用し、地域の方々の活動状況の可視化やコミュニティ内で共有する。フィットネスリストバンドでは、対象者の睡眠時間、就寝時刻、起床時刻や歩数、歩いた距離、消費カロリーなどを自動計測する。それにより、コミュニケーション活性化などの有効性を検証する。
従来の自分自身の健康管理サービスに加え、参加者同士で地域のつながりを意識してもらったり、全員で共通目標を達成したり、地域ごとに歩数を競ったりしながら、地域の方々のコミュニティを活性化することを目指す。
さらに、IoTスマートホームで使用していたスマートミラーを相鉄線沿線のエリアマネージメント拠点である「みなまきラボ」(商業施設「相鉄ライフ 南まきが原」内)に設置し、活動量計と連動させ、参加者全員の目標達成状況やグループごとの歩数順位などを表示する。これにより、地域の集客向上、共通の話題の提供によるコミュニティ活性化の可能性も検証する。