AI活用で音声でのカルテ入力がより簡単に

アドバンスト・メディアは、医療向けのAI(人工知能)音声認識ワークシェアリングサービス「AmiVoice iNote(アミボイス アイノート)」を販売開始した。愛媛県四国中央市の社会医療法人石川記念会 HITO病院(以下、HITO病院)と共同開発した。


AmiVoice iNoteは、iOSのアプリから入力した各種情報を、オンプレミスサーバ経由で各診療部署や管理部門、代行入力者等と素早く簡単に連携できるワークシェアリングサービス。

音声認識を活用し、いつでもどこでもその場から記録内容を発話し、保存が可能。音声認識に加え、テキスト入力やスタンプ、画像の送信もできる。チャット形式で時系列にデータが保存され、入力されたデータは、PCの専用ソフトウェアからカルテシステムなどに転送できる。また、各ユーザーの使用状況をグラフ化でき、人材配置の最適化など行動分析への活用にも役立てられるという。

HITO病院では、業務効率化による治療とケアの質向上を目的にAmiVoice iNoteの導入実証を行っている。リハビリテーション科では、これまで3人当たり1台の共有PCでカルテ入力を行っていたが、AmiVoice iNoteを活用することで治療後、即座に入力が可能になった。
従来のPCによるキーボード入力と比較し約70%削減、1日当たり約11時間(検証人数41人)の削減を実現できた。また、セラピストへのアンケート結果では80%以上のセラピストから、音声入力は簡単で入力速度が速くなったという回答が得られた。HITO病院では、今後も継続してICT活用による働き方改革に取り組む予定だという。

医療機関では、日々多種多様な記録を取り扱っている。AmiVoice iNoteは、場所や時間を選ばず入力と共有を素早く行い、業務効率化や患者サービスの向上など医療従事者が本来のケア業務に集中できるよう支援する。初期導入費用は300万円(税別、以下同)で、1ユーザーの利用料は月額1500円からとなっている。

昨今、医療機関での人材不足や業務負担増が大きな社会問題となっている。厚生労働省でも「医師の働き方改革に関する検討会」を開催し、時間外労働規制などの議論を進めており、医療現場での働き方改革の模索が続けられている。

そのような状況の中、アドバンスト・メディアではAI音声認識とスマートフォンを活用することでスムーズな情報入力を行い、現場の業務負担軽減とスムーズな情報収集・活用を行うことを目的としてAmiVoice iNoteをHITO病院と共同開発したと説明する。

医療向けAI音声認識ワークシェアリングサービス「AmiVoice iNote」10月4日販売開始


カテゴリー: 情報通信 , ロボット/AI , ヘルスケア   

大島 純一郎

大島 純一郎Author

証券系システムエンジニアやIT系資格対策問題集の編集、IT系Webメディアの編集記者などの経歴を生かして、企業向けIT関連の記事制作に携わる。専門は、IT、金融、医療分野。医療情報システムの企画/構築、運用に関する知識を有する専門者としての資格、医療情報技師、情報セキュリティアドミニストレータの保有者。

Pickup

高級クロコダイルレザー仕様製品を抽選で各3名様へプレゼント
高級クロコダイルレザー仕様のbp-Aオリジナルキーホルダーとシューホーンを抽選で各3名様へプレゼントいたします。  続きを読む

関連記事