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大学向け学務情報システムのミドルウェアをOSS化
日立ソリューションズ・クリエイトは、大学向け学務情報システム「UNIPROVE(ユニプルーブ)学務」を販売開始した。
UNIPROVE 学務は、日立製作所(日立)にて多くの実績がある大学向け学務情報システム「UNIPROVE/AS」をベースとし、豊富な機能はそのままにDBMSをはじめとする全ミドルウェアのOSS化を図った製品。
あわせて、従来のオンプレミス環境に加え、一般的なパブリッククラウドサービスを利用したクラウド環境での構築にも対応。クラウド環境での構築により、履修登録や成績公開といった一時的な高負荷時のシステム構成をフレキシブルに変更でき、さらにはハードウェアの保守期限に捉われない運用が可能となる。
また、導入サービスや保守サービスにおいては、SE作業のメニュー化を図り、ユーザーのニーズに合った作業内容を選択できるようになる。リアルタイムにデータの連携が可能な教務、Web履修登録、進路支援、学納金、奨学金といったサブシステム構成を引継ぎ、ユーザーのニーズに合ったシステム構成を提案可能。
これにより、同社は、様々な大学からのニーズに応えるとともに導入のしやすさも追及し、さらなる大学業務の効率向上を推進する。
大学を取り巻く環境は、少子化傾向に伴い、厳しさが増している。大学側は、学修の質の向上、就職支援といった学生向けサービスを充実させ、より個性ある魅力的な大学づくりに力を入れる大学が増えている。大学の基幹システムである学務情報システムは、学生の入学から卒業までの学務処理をより効率よくトータルでサポートすることが求められている。
日立ソリューションズ・クリエイトは、学内の管理工数の削減を推進し効率的な大学経営を支援する製品としてUNIPROVE学務をリリースし、学内データの分析などにより大学改革の意思決定を支援する製品を目指す。