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ハーゲンダッツ ジャパン、VDIの性能低下を解消
NVIDIA JAPANは、ハーゲンダッツ ジャパンが導入している仮想デスクトップ環境(VDI)の改善に向けて、NVIDIAの仮想デスクトップインフラ基盤を採用していることを発表した。
ハーゲンダッツ ジャパンでは、全社員のためにITを近代化するため、VDIを導入した。しかし、これにより、Web サイトの閲覧が大幅に遅くなってしまった。インターネットの閲覧は遅延が生じ、「Microsoft Excel」や「同PowerPoint」、「Outlook」といった「Microsoft Office」の業務アプリケーションの性能も影響を受けていたという。
生産性が低下する中、ハーゲンダッツ ジャパンでは、NVIDIA仮想GPU(vGPU)と「NVIDIA GRID 仮想化ソフトウェア」を搭載した、グラフィックスを高速化するVDIインフラ基盤を新たに導入することにした。
NVIDIA GRIDの512MBのプロファイルサイズによって、それぞれのユーザーは作業の種類に関わらず、優れたパフォーマンスと優れたエクスペリエンスを享受できるという。
ハーゲンダッツ ジャパンの情報システム部マネージャー、竹下 新一氏は、「性能は少なくとも10倍は向上しました。以前は当社Webサイトの商品ページを表示するのに本当に長い時間がかかっていました。現在、情報にアクセスするのもスムーズになりました。NVIDIAの仮想GPUが大きく貢献しています」と導入効果を語る。