在宅ワーカー向け業務委託報酬を国際ブランドプリペイドカードで支払可能に

主婦向け在宅ワークのクラウドソーシングサービス「シュフティ」を運営する、うるるは、ユーシーカードと提携し、シュフティを活用する業務受託者(以下、在宅ワーカー等)と業務発注者間の報酬支払いに関して、国際ブランドプリペイドカードを活用した決済ソリューションプログラムの提供を予定し、開発に関する基本合意書を締結した。

プログラムは、凸版印刷の協力のもと開発予定であり、報酬支払い用国際ブランドプリペイドカードの発行開始は2019年5月頃を目指している。

このプログラムでは、クラウドソーシングサービスであるシュフティを介し、業務発注者から在宅ワーカー等への報酬支払いをプリペイドカードへのチャージによって行うというものだ。

在宅ワーカー等にとって、現在の銀行口座を介しての報酬受け取りと比べ、手続きに関する手数料(コスト)が軽減されることに加え、迅速な報酬の受け取りを可能にすることを目指す。また、在宅ワーカー等は、プリペイドカードにチャージされた報酬金額を国内外のMastercard加盟店でのショッピングに直接利用することが可能となり、キャッシュレス社会の進展にも寄与できると説明する。

プリペイドカードの発行に当たっては、Mastercardの協力のもと、ユーシーカードがプリペイドカードの発行に関するノウハウを、プリペイドカード発行元となるうるるへ提供する。

また、プリペイドカードの決済処理のプロセッシングシステムの提供、カードの製造を行う凸版印刷と、同社と「報酬支払い管理に関する特許」を共同出願しているアビームコンサルティングのビジネス構築に関する協力により、このプログラムの実現を図る。