サイバー保険付き会員制コミュニティサービスでCSIRT運用者を支援

NTTアドバンステクノロジ(以下、NTT-ATは、サイバーセキュリティ分野において協業関係にあるディアイティと合同で、2018年8月からサイバー保険付き会員制CSIRTコミュニティサービス「CS@T倶楽部」の提供を開始した。

CS@T倶楽部は、高度化・巧妙化するサイバー攻撃に対し、各企業などのCSIRT運用者で構成される会員相互と、サイバーセキュリティの現場における知識と豊富な経験を有するNTT-ATとディアイティが事務局として支援するコミュニティ型のサービス。全ての会員には、サイバー攻撃や情報漏えい事故などによる賠償損害や費用損害を補償する保険が付帯される。

突然のインシデント発生、外部機関からの通報などの際に担当のセキュリティエキスパートが豊富な知識と経験から、迅速な対応を提供する「駆け込み寺」や、セキュリティエキスパートを講師に招き、サイバーセキュリティ関連講座をオンライン形式(ウェビナー)で開催。会員から要望の多いテーマに沿った講座も開催する「オンライン講座」などの6種類のサービスが基本サービスとして提供される。

また、現状把握のため、セキュリティエキスパートによるセキュリティ診断サービスを提供し、セキュリティレベル向上を支援する「診断支援サービス」、インシデント発生時にセキュリティ機器のログ分析など、高度な分析支援サービスを提供。また、不審なファイルがメールで届いた場合も依頼により、専門技術者が判定し、結果を提供する「分析支援サービス」など5種類のオプションサービスを用意している。

基本サービスは年額36万円(税別)となっている。