トイレの空席情報をリアルタイムに可視化

大阪ガスは、バカンと提携し、業務用のユーザーを対象とした簡易データ計測サービス「ekul(イークル)」の新たなサービスとして、「ekul toilet(イークル トイレット)」の提供を2018年9月1日に開始する。

新サービスは、リアルタイムにトイレの混雑状況が分かるクラウドサービス。トイレの個室にセンサーを設置し、インターネット上で個室の使用状況の閲覧が可能になる。トイレの空席状況をリアルタイムに見える化し、時間ロスやストレスの軽減につなげる。

管理者は、トイレの各個室の使用状況をリアルタイムで確認。また、長期滞在者がいる場合は、警告表示やアラートメールを受け取ることが可能。不審者のトイレ潜伏、利用者の体調不良などの可能性を示唆し、早期対応が図れる。

設置するセンサーはトイレのドア部分に固定するだけなので簡単に設置する。また、センサー類や閲覧者の設定も容易なため、安価なサービス導入・利用が可能。

近年、オフィスビルでは一日の大半を過ごす働く空間の快適性が求められており、トイレに対する労働者の要望が高まっている。また、商業施設ではトイレの快適性が再来店に大きく影響することなど、オフィスビルや商業施設等の業務用のユーザーのトイレへの関心が非常に高まっている。