須磨海浜水族園、水中ドローンで海の生物観察イベントを開催

神戸市立須磨海浜水族園(以下、須磨海浜水族園)とソフトバンク コマース&サービス(以下、ソフトバンク C&S)は、水中ドローンを活用して海の生物観察を行う共同イベント「夏だ! スマスイ! 水中ドローン!!~さかな目線の大水槽~」を2018年7月27日、8月10日、31日に開催する。

このイベントは、来場者がまるで大水槽の魚と一緒に泳いでいる気分を体験できるというもので、ソフトバンク C&Sが取り扱う水中ドローン「PowerRay」(PowerVision Robot製)を活用して撮影した須磨海浜水族園大水槽内の映像を、水槽上部の壁面に投影する。

PowerRayによって、普段物陰に隠れていて、見つけにくい生物や、水槽内から見た来場者の姿を、水槽内にいる魚の視点で見ることができる。PowerRayは二つのLEDライトを搭載しているほか、フルHDの高画質な映像の撮影が可能。さらに、須磨海浜水族園のベテラン飼育員が投影している映像に沿って生物の解説を行う。

今回の開催に伴い、PowerRayの開発を手がけるPowerVisionグループ CEO Wally Zheng氏は「須磨海浜水族園は、開業61年の水族館だと聞いています。そのような歴史ある場所で、今回の共同イベントが実現し、大変喜ばしく思っております。PowerVisionグループは、皆さまのライフスタイルをより豊かにする製品の開発・製造を行っていますが、われわれの知る限り、日本の水族館で『PowerRay』を使ったイベントを行うのは初の試みです。これまでご覧いただくことができなかった水槽内の臨場感溢れる映像をお届けすると同時に、最先端のロボット技術に触れていただくすばらしい機会となると確信しています」とコメントしている。