ひらパーお化け屋敷にARを活用した技術協力、NTT西日本

2015年より、MBSが企画するお化け屋敷に対し、エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト(NTTスマートコネクト)が提供する「ココロの視える化サービス」を活用し、恐怖の度合いを可視化する「ビビり度」診断を新たな楽しみ方の一つとして提供してきた。
さらに2018年は、エヌ・ティ・ティ・メディアサプライ(NTTメディアサプライ)のコーディネートにより、「振動デバイス(ぶるなび)を活用した誘導システム」や、「AR(拡張現実)」やカウントダウン機能を組み込んだ「位置情報共有サービス(いまどこ+)」を活用し、体験型ホラーイベントに技術協力を行う。
今回、ひらかたパークで開催される「ダークピエロの隠れ家」<昼公演>および「呪われた夜の遊園地」<夜公演>において、体験者に装着したリストバンド型活動量計(以下、活動量計)から取得した活動量データを基に、恐怖・怯え・平静・硬直・驚愕といったココロの状態を「ビビり度」として視える化する。
また、呪われた夜の遊園地では、スタートアトラクションとして振動デバイス(ぶるなび)を活用した誘導や、参加者のスマートフォンを利用して、位置情報共有サービス(いまどこ+)にARやカウントダウン機能を組み込んだMAPナビゲーションアプリを提供する。
恐怖の度合いを視える化では、活動量計から取得した活動量データにより、お化け屋敷体験中の脈拍、体の動きなどバイタルデータを取得。取得したバイタルデータを独自のアルゴリズムで解析し、お化け屋敷体験後、ビビり度と消費カロリー、最大脈拍数、脈拍数の時系列変化を専用Webサイトに表示する。
振動デバイス(ぶるなび)による誘導では、参加者が園内で集めるトランプのマーク(スペード/ハート/クローバー/ダイヤ)をぶるなびによる誘導で決定する。さらに、いまどこ+により、GPSデータを活用して、自分の現在地、進行方向を参加者のスマートフォン上に表示し、園内に設置したビーコン(電波装置)によってARアイテムやスタンプを収集する。