オウケイウェイヴ、エネルギー関連事業に参画

オウケイウェイヴは、エストニアに本社を持つGホールディングスと、自動車の車輪に補助輪をつけて回転させて発電し、仮想通貨マイニングにも利用できる電力として使用する、マイニングカーの事業やエネルギー関連プロジェクトなどを共同して展開していくことで合意した。

Gホールディングは、大気中から飲料水を簡易で作る装置など様々なエネルギー・環境対応等の新発明を手掛ける他、日本の浮世絵を海外に紹介する「浮世絵外交」などの国際的な文化芸術交流の分野でも世界的にも著名な平井正昭氏が代表を務める、材・エネルギー・環境分野を軸とするベンチャー企業。

両社の共同事業・プロジェクト推進の合意では、Gホールディングスの持つ、カーボンナノホーン技術をベースとする、エネルギー効率を最大化する特許技術をもとにした「Earth Power」という素材関連技術を自動車の駆動部や電動部に利用。最大で1,000倍以上のエネルギー効率化の実現の可能性を追求する。

また、この「Earth Power」を利用した、プロジェクトの第一弾としてマニングカー(Mining Car)の推進事業を共同展開。マイニングカーは、今まで実質的に捨てられてきた形の自動車の走行時の余剰エネルギーを利用した、エネルギー資源の持続可能性、環境にも配慮したスキームの製品。

共同の事業展開では、オウケイウェイヴ側は製品の販売、特許販売の総代理店になり、販売部門の事業を進める。製品製造などのプロダクション面のコーディネーションはGホールディングスが進めるという。

両社は今後、コアの素材技術であるカーボンナノホーンをベースとした新素材を利用して、地球の限りあるエネルギー資源の持続可能性の観点を重視しながら、世界や社会の要請も踏まえて、産業分野、製造業分野などに貢献できるエネルギー・環境の新技術や新機軸のプロジェクトを共同して追求、推進していく予定。