老若男女を問わず人々のポケットやバッグの中にはスマートフォンがあり、さまざまなサービス事業者からWeb及びスマホアプリが提供されている。近ごろネット通販の利用、クレジット/デビットカードによるキャッシュレス決済が当たり前になっている。市場規模は膨らみ、プレイヤーは急速に増えている。
ビジネスを取り巻く環境の変化が加速する昨今、自社ビジネスの市場や顧客ニーズを捉え、すばやくこの流れに合致させたIT(情報技術)サービスを市場にリリースすることが、多くの企業に求められているという。TISは、最新版PCI DSSに準拠したセキュアな環境で運用業務も含めて提供するクラウド基盤サービス「ROUNDAHEAD」シリーズの第2弾サービスとして、アプリケーション実行基盤「ROUNDAHEAD by CAP」を提供開始する。
スピーディなサービス開発と市場投入を支援する。「ROUNDAHEAD by CAP」は、最短で1ヵ月の短期間と月額70万円からの低コストで、冗長化・最適化された安全な環境でアプリケーション開発ができるプライベートクラウドマルチプラットフォーム――。Webサービスを提供するための開発環境から本番環境の提供、システム運用までを24時間365日の体制で提供する。
アプリケーション開発者は、開発環境の構築、サーバーやミドルウェアの調達、設定、運用監視設定、セキュリティ機能の実装といった管理作業から解放され、プログラム開発に専念できるという。
今回のアプリケーション実行基盤は、PCI DSS、FISC対応の安全なTISのデータセンターとプライベートクラウドIaaS基盤上で提供する。ほかに、PaaS基盤として、Pivotal社が提供する世界中で豊富な採用実績を誇るエンタープライズ向け商用版PaaSソフトウェア「Pivotal Cloud Foundry」を採用しているとのことだ。