空室の不動産物件画像にVRで家具や小物を配置

リコーは、360度の全天球イメージをお客様のWebサイトに表示できるクラウドサービス「THETA 360.biz」の新たなサービスとして、空室の360度不動産物件画像にバーチャルで家具や小物を配置し、部屋のイメージをより具体的、魅力的に表示可能な「RICOH360 - VRステージング」を開発し、提供を開始する。

THETA 360.bizは2014年10月に開始した法人向けクラウドサービスで、全天球カメラ「RICOH THETA」で撮影した360度のイメージを、ユーザーのWebサイトで動的に表示するサービス。サービス開始以降、不動産業、観光・宿泊業をはじめとして、様々な企業が活用して、業務効率向上に貢献するとともに、Webサイトに訪れるエンドユーザーには、あらゆる角度の画像を閲覧可能とし、新しいユーザー体験・空間認知効果を向上させている。

今回新たに追加したRICOH360 - VRステージングは、実物の家具のようなリアリティを追求した仕上がりで不動産の空室物件画像にバーチャルで家具や小物を配置し表示することで、物件を検討されている方はその部屋の具体的な活用イメージや、魅力的な空間イメージを360度で閲覧できる。

これにより、不動産業者は集客の促進や物件の早期契約につなげることが可能。また、バーチャルで様々なパターンや豪華な装飾を配置しての提案も可能なため、物件に実物の家具を配置するホームステージングに比べて、低コストで簡単に利用できる。

RICOH360 - VRステージングのサービス開始は7月17日で、料金は1画像あたり3万4,800円(税別)から。THETA 360.bizの利用料金が別途かかる。