診療所・クリニック向け健診クラウドサービスを発表

日本事務器(NJC)は、2009年から提供している健診機関向け総合健康管理システム「CARNAS」のラインアップに、診療所・クリニック向け「CARNAS健診クラウドサービス」を加えて2018年10月から提供開始することを発表した。

CARNAS健診クラウドサービスは、CARNASシリーズのクラウドサービスの第一弾として、地域住民の健康管理を担うもの。診療所・クリニックにおいて、手間を少なく、手軽に始めることが可能。

2018年6月15日に閣議決定された「未来投資戦略2018-「Society 5.0」「データ駆動型社会」への変革-」の次世代ヘルスケア・システムのKPIに、健康寿命の延伸が位置づけられている。人生100年時代を展望した健康意識を向上する施策が推進されている。

また、経済産業省の「健康経営銘柄」や「健康経営優良法人~ホワイト500~」、厚生労働省の健康保険組合(健保)におけるデータヘルス計画に基づいた予防・健康づくり・医療費適正化など、企業と健保が一体となったコラボヘルスが推進されている。

NJCでは、こうした世の中の急速な流れと変化を意識し、健康・健診に関わる各ステークフォルダ(健診機関、受診者、健保・企業、地域)間での価値の共有を積極的に図り、CARNASを健診サービスプラットフォームとして確立させたい考え。

ビジネス基盤として様々なクラウドサービスと連携させることで、必要な時に、必要なサービスを、必要なだけAPI経由で安心・安全に提供できるモデルを構築していく計画。