高精度センシングを必要とする産業機器の進化に貢献

ロームは、微小信号を扱う光センサーやソナー、ハードディスクで使われる加速度センサーなど、高精度なセンシングを必要とする産業機器アプリケーションに向けて、業界最高の低ノイズCMOSオペアンプ「LMR1802G-LB」を開発した。

近年、IoTの広がりとともに、モバイル機器をはじめ、自動車や産業機器などあらゆるアプリケーションで、高機能化や高度な制御を行うためにセンサーが搭載されている。センサーは、様々な環境・物理的変化を信号に変換するデバイスであり、高精度のものが求められる一方で、省電力化の流れからセンサー周辺回路の低電圧化が進んでいる。

一方、オペアンプは、センサーの後段に配置されセンサー出力信号を増幅しますが、センサー出力は微小なアナログ信号であることが多く、信号を高精度に伝達するために、オペアンプの持つノイズに対する要求はより一層厳しくなっている。

ロームは、アナログ設計技術や独自のプロセスなど垂直統合型の生産体制を活かすことで、2017年、車載市場向けに高ノイズ耐量オペアンプを開発しており、今回は産業機器や家電向けに業界最高の低ノイズオペアンプを開発した。

LMR1802G-LBは、ロームの「回路設計」「プロセス」「レイアウト」、3つのアナログ技術を融合して開発されており、入力換算雑音電圧密度(以下、ノイズ性能)で市場流通品(以下、従来品)と比較して約2分の1という低ノイズ性能を実現、センサー信号の検出性能を大幅に向上することができるオペアンプ。

また、低ノイズ性能と背反になる、位相余裕と容量性負荷の駆動もそれぞれ業界トップクラスの性能(位相余裕68°、容量性負荷500pF)を実現しており、業界最高の低ノイズ性能を備えながら高い安定性を持つ、発振しにくく扱いやすい製品となっている。

また、2018年6月よりサンプル出荷を開始し、2018年10月から月産50万個の体制で量産を開始する予定。生産拠点は、前工程がローム浜松、後工程がROHM Integrated Systemsになる。サンプル価格は、1個当たり500円(税別)。

新製品のインターネット販売も開始しており、チップワンストップ、ザイコストア(コアスタッフ)、アールエスコンポーネンツから購入できる。

業界最高の低ノイズCMOSオペアンプ「LMR1802G-LB」を開発


カテゴリー: 情報通信 , 製造   

大島 純一郎

大島 純一郎Author

証券系システムエンジニアやIT系資格対策問題集の編集、IT系Webメディアの編集記者などの経歴を生かして、企業向けIT関連の記事制作に携わる。専門は、IT、金融、医療分野。医療情報システムの企画/構築、運用に関する知識を有する専門者としての資格、医療情報技師、情報セキュリティアドミニストレータの保有者。

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