IoT機器向け低消費電力な電源ICを発売

リコー電子デバイスは、IoT機器向け超低消費電流ボルテージレギュレータにバッテリーモニタ機能を追加した「RP124シリーズ」を発売する。

IoT市場が拡大する中、センサー、マイコン、通信用ICを搭載したIoT端末には、バッテリーの長時間駆動や小型化が要求されると同時に、バッテリー電圧を測定できる機能も要求される機会が増えている。

同社が販売するRP124シリーズは、バッテリー電圧をモニタできる端子を設けることで、バッテリー電圧測定のための外付け部品の削減、リーク電流の削減を図ることができ、IoT機器の省面化、低消費電流化を可能にする。従来は外付け抵抗で抵抗分圧する必要があったが、RP124では外付抵抗が不要になり、入出力コンデンサ含め、コンデンサ3つで構成可能となる。

また、パッケージはDFN1212-6の小型パッケージで高密度実装を可能にします。またSOT-23-5のパッケージも用意しており、幅広い用途に対応している。参考価格は、150円(RP124の1,000個購入時)となっている。