SOCサービスを加え、DDoS対策トータルソリューションを強化

NTTアドバンステクノロジ(以下、NTT-AT)は、多くの企業や組織が被害を受け、深刻さを増すDDoS攻撃の対策ソリューションを強化するため、2017年9月から提供を開始したArbor NetworksのDDoS対策ソリューションシリーズに「Arbor APS SOCサービス」を新たに追加し、2018年7月3日から提供を開始した。

Arbor APSは、DDoSを検知・防御するオンプレミス製品であり、ユーザーネットワークの入口にインライン接続することによって、ボリューム型DDoSからアプリケーション層DDoSまで、幅広く検知・防御する。

Arborは、2000年の設立以来18年間にわたってDDoSに関するノウハウを蓄積し、優れた検知・防御機能を備えたDDoS対策製品を開発してきた。NTT-ATは、2017年9月から同製品の販売を開始しており、Arbor APS SOCサービスを対策ソリューションシリーズに追加することで、導入コンサルティングから製品提供、ネットワーク検証やSOC(Security Operation Center)サービスまで、NTT-ATならではの付加価値の高いトータルソリューションを提供することを目指す。

NTT-ATが提供するソリューションは、ネットワーク開発・検証および運用に精通したNTT-ATの専門エンジニアが、ユーザーのDDoS対策導入を支援する。具体的には、ユーザー要件や運用トライアルにもとづいて最適なDDoS対策方法、SOCサービスプランを提案する。

DDoS対策(機器およびSOCサービス)を導入した後は、NTT-ATのICT-24セキュリティオペレーションセンター(ICT-24SOC)が、24時間365日リアルタイムでユーザーのArbor APSを遠隔監視する。

また、NTT-ATのセキュリティアナリストが、Arbor APSのインバウンド/アウトバウンドトラフィックを分析し、DDoSプロテクションルールをチューニング。これにより、高精度かつ速やかなDDoS検知・防御環境を提供する。さらに、NTT-ATのICT-24SOCが、ユーザー専用のポータルサイトを提供。DDoS検知・防御状況やメンテナンス情報の確認やお問い合わせのためにサイトを利用できる。

同サービスの提供価格は、個別見積もりとなる。