SBI損保、証明書類Web取得サービスを導入し利便性を向上

SBIホールディングス傘下のSBI損害保険は、ヤマトホールディングス傘下のヤマトシステム開発(以下、YSD)が提供する、スマホやPCから本人確認書類やその他必要書類を安全・簡単に提出できる「証明書類Web取得サービス」を導入し、2018年6月27日から自動車保険の契約者向けに提供を開始した。

SBI損保では、これまでにも顧客の手続きの簡易化、ペーパーレス化に積極的に取り組んでおり、サービス向上施策の導入を模索していた。YSDが提供する「証明書類Web取得サービス」は、手続きのためだけに専用アプリをダウンロードする面倒がなく、スマホやPCなどWeb上で必要書類を安全・簡単にアップロードできるサービス。

このサービスを導入することで、導入企業はペーパーレスで提出内容を確認できるだけでなく、不備があった場合の再提出手続き時間を短縮できる。こうした手続きに関わるトータルコスト削減と顧客の利便性向上を実現するサービス特性が、SBI損保の目指す方向性と合致し、導入を決定したという。

このサービスでは、スマホやPCなどWeb上のセキュリティが担保された環境の中で必要書類を簡単にアップロードできるだけでなく、導入企業では、取得後に精査し、不備があった場合には利用者への連携をスピーディに行うことが可能。

本人確認書類や必要書類のコピーを取ったり、書類を郵送したりする手間がなくなる。また、専用アプリをダウンロードすることなく、事前通知するアップロード用のWebサイトで必要書類をアップロードできる。

「PCI DSS」準拠の環境での情報のやり取りにより高いセキュリティが担保されているため、セキュリティ面でも安心して個人情報のデータ送受信ができる。