セールス現場を適時・直感的に把握し、次のアクションに活かす

組織やチームでPDCAサイクルをまわすには常日頃の"報・連・相"はもとより、プランを実行した現場の状況把握、現地情報の素早い共有が重要になる。たとえばチェーン店なら、各店舗の売れ筋やキャンペーンに対するお客の反応などが適時かつ確実に本部へ伝えられてこそ、次の一手が打てる。

ビジネスシーンにおいてさまざまなデータをタイムリーに活用することが求められる中、ビジネスインテリジェンス(BI)ツールは、現場で収集したデータを必要な形にカスタマイズして可視化できるため、多くの企業に導入されている。けれどもモバイルアプリとのデータ形式の違いにより、営業本部などでは集計結果を即座に確認できず、タイムリーな状況把握が困難であったという。

インフォテリアと、ウイングアーク1stは、モバイルアプリ開発基盤「Platio」とBIダッシュボード「MotionBoard」の直接連携を実現し、煩わしい手作業を介さずにデータの収集・分析を可能にした。従来、モバイルアプリで入力された現場データの集計をBIで閲覧するためには、Platioから一度CSV形式のデータをダウンロードし、MotionBoardに取り込む作業を必要とした。が今回これを不要にした。

業務をスマート化し、データをアクションにつなげる価値情報とする――両製品の直接連携により、たとえば日次の売上実績や店舗ごとのキャンペーン実施状況などをPlatioを介して報告、収集したデータはMotionBoard上ですぐに確認できる。また、MotionBoard上でさまざまな指標に基づくカスタマイズが簡単に行えるため、経営判断や営業支援、マーケティング施策などに必要なデータを迅速に生成できるという。

現場状況の可視化ソリューションは、今週4~6日に東京ビッグサイトで開催される「営業支援EXPO」のウイングアークおよびインフォテリアブースにて披露される。