ものづくり現場を支える、次世代型生産管理システム

「働き方改革」が叫ばれる昨今、ものづくりの現場でも人手不足が深刻な課題となっている。一方で、IT(情報技術)を活用した労働力の補填や生産性の改善に向けた取り組みが広がりつつある。

製造業では、現場力の維持と強化に積極的である。また、競争力強化を目指した付加価値の創出・最大化が大きなテーマとなっていて、「モノ」としての製品に加えてサービス・ソリューションの提供や、エコシステムによる企業基盤の強化など、ビジネスモデルの変革も求められているという。SCSKは、企業独自の強みを活かしたシステムをスピーディーに構築する生産管理テンプレート「atWill Template」の機能強化版を本日より提供する。

さまざまな課題に直面、かつ変化の激しい状況においても、リスクを想定し、臨機応変に経営の舵取りができる柔軟な予算計画作成をサポートする。迅速な計画作成・修正と予実精度の向上を実現する。

・ シミュレーションMRP(所要量計算)を利用した高速試算と複数バージョン管理を可能としたことにより、試算時間を短縮
・ 製品構成に利用資源を関連づけて計算し、生産量に応じた生産リソースを高い精度で算出
・ 製品構成の調達品情報で所要量を計算し、生産量に応じた調達必要量を高い精度で算出
・ 予測生産量と標準単価をベースとした原価算出により、生産コストを高い精度で算出

といった機能強化によって、次のような効果が得られるという。

「工場予算計画の所要時間を大幅に短縮するとともに、予実差異を改善」
「複数案管理による柔軟な計画修正と迅速化」
「計画と実績の比較による予実管理の実現」

月額利用料30万円(税別)からの"atWill Template"をクラウドサービス/オンプレミスで提供する。同社は今後、顧客ニーズを踏まえたさらなる生産領域業務のテンプレート拡充や、AI、RPA、IoTを活用したソリューションも開発していく構えだ。