詐欺師や資金洗浄者の活動を阻止する技術で暗号通貨取引プラットフォームを拡充

LexisNexis Risk Solutions(以下、LexisNexis)は、安全な暗号通貨の取引プラットフォームである「Blockbid」が、RELXグループの一部として新たに統合されたLexisNexisとThreatMetrixが提供するソリューションを採用したと発表した。

Blockbidは、利用者が期待する以上の取引サービスを提供する初の取引所の1つとしての地位を確立するため、高い有効性を誇る詐欺防止セキュリティおよび銀行と同レベルのKYC(Know Your Customer)ソリューションを新たに導入する。これにより同社は、世界規模の厳格なマネーロンダリング対策要件を自主的に満たすことができるという。

Blockbidは、今回の採用により、利用者にとって最高レベルの安全な取引エクスペリエンスが伴う「信頼性の高い取引」を実現し、成長著しいグローバルな暗号通貨取引所の1つとしてリーダーシップを強化していく考え。同社が導入したソリューションにより、物理的・デジタルのIDデータを融合させた本人確認、認証、KYCのソリューションを利用できる。

LexisNexis Risk Solutionsで米国商業市場&世界市場開発を担当するトーマスC.ブラウン副社長は、「私たちは、Blockbidが悪意を持った人たちを特定し、彼らの行動をやめさせることへの取り組みを支援していくと共に、適正に行動する消費者が不利益を被ることなく取引をできるようにしています。こうすることで、消費者たちは暗号通貨の空間で容易かつ活発に取引を行うことができます。世界の大手主要銀行が採用しているものと同様の管理手段を実装することで、規制当局における暗号通貨取引所に対する信頼性向上、利用者の安心感改善を実現できます。最終的に、こうした安全策はブロックビッドとその他の企業が収益性を高めてゆくための堅牢な基盤となります」とコメントしている。

また、Blockbidの最高執行責任者(COO)、デヴィッド・サッパー氏は「LexisNexis Risk SolutionsとThreatMetrixと手を組むことで、Blockbidは自社の顧客に世界で最も安心して利用できる暗号通貨取引サービスの提供に関する戦略の展開を加速させています。彼らが提供する技術、KYC処理、および詐欺防止手段は、利用者のエクスペリエンスを向上させると共に、利用者が詐欺行為による被害に遭うことなく、信頼性の高い取引を実行することに貢献します。当社はこれから世界に向けて扉を開きますので、合法的で、資産の安全を保証するプラットフォームを利用したいと考えているすべてのトレーダーや投資家が利用してくれることを期待しています。これを機に、当社がリーダーとなり、暗号通貨取引の安全性の水準を引き上げようとしていることが世の中に伝わることでしょう」と述べている。