アプリケーションへの脅威を見える化する新サービス、アズジェント

セキュリティ・運用管理ソリューション事業を手掛けるアズジェントは、米Arxan Technologiesのストラテジックディストリビュータとして同社のモバイルアプリケーションクラッキング対策ソリューションと連携し、アプリケーションへの脅威を見える化する「Arxan Threat Analyticsサービス」の提供を開始する。

ArxanのThreat Analyticsサービスは、企業が展開中のモバイルペイメントやスマートキーなどのアプリケーションへの攻撃が実行されていく状況を可視化する。同社のマルチレイヤーアプリケーション保護と統合して、アプリケーションへのクラッキングをリアルタイムに検知する。アプリケーションが攻撃されたその日に「"誰が、どのように、どこから」攻撃されているのかを把握し、さらに発生している国や地域、時間、頻度などを把握することで包括的なアプリケーション保護ソリューションを企業に提供する。

Arxan Threat Analyticsでは、アプリケーションが動作している環境の脅威を迅速に把握し、アプリケーションへの攻撃が検出された場合に適切な是正措置を講じることができる。セキュリティインシデント機能として、アプリケーションの保護が機能しているか、誰がどのアプリケーションに危険を及ぼしているか、どのように攻撃されているのかなど、アプリケーションセキュリティの状況を把握する認識力を提供する。

また、Arxanによって保護されている10億以上のアプリケーションから収集される匿名化されたアプリインテリジェンスデータによって、攻撃動向を独自かつ早期に理解し、脅威の状況を事前に予期し、積極的に処理できるように支援する。さらに、Arxanの脅威専門家チームのアドバイスにより、適切な対策を迅速に講じられるという。

アズジェントは、Threat Analyticsサービスの提供を2018年7月に開始。価格はオープンプライスで、初年度20社の販売を目指す。