Origamiは、福岡市が主催する「実証実験フルサポート事業」の2018年度「キャッシュレス」に関するプロジェクトにおいて、民間施設における実証実験を行う事業者として、採択されたことを発表した。
福岡市の実証実験フルサポート事業は、ITやIoTのテクノロジーを活用したプロジェクトを全国から公募し、福岡市内での実証実験を行い、地域の活性化や社会課題の解決を目指すもの。
今回は「キャッシュレス」をテーマに、民間企業によるキャッシュレスの取り組みを誘引・活発化させ、その取り組みを多くの市民や観光客が体験することで、福岡でのキャッシュレスの機運の向上や民間企業の取り組みの加速を図るため、公募が実施された。
選考結果は、2018年6月12日に開催された採択プロジェクト授賞式で発表された。Origamiは、同プロジェクトの中で、福岡市内の屋台、商店街、商業施設、タクシーなどの民間施設において、キャッシュレス化の実証実験を行う事業者の一つとして、採択された。この採択を受けてOrigamiは、この実証実験を価値あるものにするべく、地域のパートナーを広く募集し、福岡に根付くキャッシュレス社会の実現に邁進していくという。
福岡市実証実験フルサポート事業は、今後の飛躍的な成長が期待されるスタートアップなどが福岡市内で実施する、ITやIoTのテクノロジーを活用する独自の技術やアイデアを活用した実証実験プロジェクトの支援を通して、市内企業の活性化や、市外企業の福岡市への更なる集積を図り、福岡発の新サービス・製品の創出を目指す取り組み。
優秀なプロジェクトについては、実証実験の場の斡旋や、PRのための場の提供、実証実験に必要な費用の助成(上限20万円)などのサポートを福岡市と福岡地域戦略推進協議会(FDC)が行う。