O2Oアプリが地域活性化、地方創生に一役

GMOデジタルラボとサイネックスは、地方創生施策に活用できるO2Oプラットフォームアプリ「わが街サーチ」を共同開発し、提供を開始した。O2Oとは「Online to Offline」の略で、インターネット上の情報やサービスを活用し、実店舗への送客を促進すること。

わが街サーチは、全国各地の各店舗の情報やスタンプカード・クーポンなどを、一つのアプリに集約できるO2Oプラットフォーム型のアプリ。

店舗や自治体は、アプリ制作の専門知識がなくても、簡単にアプリ内に店舗専用のページを作成できるため、各店舗におけるO2O施策への活用に加えて、近隣地域の店舗情報が充実することで地域活性化、地方創生が期待できる。

また、アプリストアの審査が不要のため、速やかに店舗情報を公開することが可能。さらにプッシュ通知や予約機能をはじめ、クーポンや来店スタンプ/ポイントといった、ユーザーの来店促進につながる基本機能を備えている。アプリを通じて収集したデータの活用による顧客の行動分析ならびに販促支援、スマートフォンでの決済システムの導入にも対応しているという。

GMOデジタルラボでは、導入が期待できる具体的な業種として、理美容、エステ、飲食店、小売店、教育機関、クリニック、歯科医、病院といった各店舗・施設を想定している。また、商店街や大学、地方自治体のイベントでの導入などにも対応可能だという。