NXP、パートナー企業との詳細なサポート計画を発表

NXP Semiconductors(NXP)は、パートナー企業とともにエンタープライズ、産業機器、小売り、通信事業アプリケーション向けアプリケーションのために同社のArmベースプラットフォームをサポートする詳細な計画を発表した。

NXPとパートナー企業は、エッジコンピューティング向けのセキュアインフラの導入を可能にする。これにより、クラウド展開されたセキュアなエッジ・プロセッシングと、急成長中の人工知能(AI)と機械学習推論をサポートする。

例えば、EdgeScaleは、ネットワークのエッジでセキュアコンピューティングリソースのプロビジョニングを簡素化する。NXPはパートナー企業との協力により、スケーラビリティ、セキュリティ、容易な導入によって、IoT(モノのインターネット)とオンプレミスプラットフォームのセキュアな導入と管理を可能にしている。

こうしたパートナー企業は、クラウド接続性とともにローカルプロセッシングを必要とする広範なアプリケーション向けに、NXPの「Layerscape/i.MXアプリケーション・プロセッサ・ファミリ」をベースとした製品を開発している。これらのプラットフォームはコンピューティング、コネクティビティ、ストレージの最適バランスを提供し、エンタープライズ/産業機器環境下での動作に最適だという。

NXPのEdgeScale技術に加え、「Docker」や「Kubernetes」のオープンソースソフトウェアの活用により、これらのプラットフォームは「AWS Greengrass」「Google Cloud IoT」「Microsoft Azure IoT」「Alibaba」などの一般的なクラウドからプライベートクラウドまでの多様なエッジアプリケーションの運用を可能にする。

NXPのSoCは組み込み/汎用コンピューティングや、世界の人々をつなぐネットワーキング/通信インフラで使用されるセキュアで高性能な低レイテンシプラットフォームを提供するという。