九州電力は、IoT技術や人工知能(AI)を組み合わせることで、オリジナルの音声AIを活用したIoTサービス「QUUN(キューン)」を2018年7月に開始する。
このサービスでは、独自に構築した音声AIエンジンを用いて、人気声優の声でニュースや天気を提供するボイスサービスの他、話しかけるだけで家電を操作したり、自宅を守ってくれる機能など、生活を豊かに便利にするサービスを提供する。
また、様々な事業パートナー企業様と提携し、安心・安全で楽しい毎日を提供していくという。みまもりサービスにおいてはセコムと提携し駆けつけサービスを、ボイスサービスにおいてはソニー・ミュージックエンタテインメントと提携し、アニメなどのキャラクターを楽しめるキャラボイスサービスを展開していく予定。
さらに今回、2018年7月のサービス開始に先立ち無料モニター(50世帯)を募集する。同社は、電力小売全面自由化という競争環境において、引き続きユーザーに選択されるよう、新たな価値を生むイノベーションの創出にチャレンジしておくという。QUUNはその第一弾であり、今後もサービスの向上に取り組む考え。