インターナショナルシステムリサーチ(ISR)は、ISRが提供するシングルサインオンサービス「CloudGate UNO(クラウドゲートウノ)」とサイバートラストが提供する「サイバートラスト デバイス ID」を連携し、新機能「secured by Cybertrust」として提供を開始した。
サイバートラスト デバイス IDは、日本企業のセキュリティポリシーに欠かせない端末管理の要件を実現するサービス。企業が許可したPC・スマートデバイスのみにデバイスIDを配布・インストールすることが可能なため、私物端末など許可されていない端末からの企業リソースへの不正アクセスを防ぐ。
今回のsecured by Cybertrust機能のリリースにより、CloudGate UNOの管理者サイトからデバイスIDの発行・配布、失効までをワンストップで運用できる。企業の管理者は複数の管理画面での操作が不要になり、メンテナンス時の負荷軽減が図れる。
また、強固なアクセスセキュリティを手間かけずに実装できるという。「G Suite」や「Office 365」をはじめ、様々なクラウドサービスへのアクセスをデバイスIDがインストールされている端末のみに限定できる。
これまでCloudGate UNOでデバイスIDを利用する場合は、別途サイバートラストからデバイスIDを購入する必要があった。今回の両社の協業強化により、今後はISRがデバイスIDの販売も代行する。ユーザーは、CloudGate UNOとデバイスIDをISRから一括購入できる。購入先窓口が一本化されることで、企業の購買担当者のメリットにもつながると同社は説明する。