ネットショップを作成できるSTORES.jpを運営する、ストアーズ・ドット・ジェーピーは、物流プラットフォームを運営するオープンロジと業務提携し、STORES.jp利用者向けに商品保管・配送代行を行う「倉庫サービス」を開始した。
倉庫サービス自体は以前から提供していたが、オープンロジとの業務提携によるAPI連携を行い、リニューアルした。
オープンロジが提供するAPIを利用し、複数の管理画面を行き来せずシームレスに、倉庫に関する作業を行うことができる。以前は、入庫依頼をした商品の管理などが管理画面で行えなかったが、今回のリニューアルで分かりやすく、管理できるようにした。
また、以前はどの商品でも一律800円(税別)で提供してきたが、発送商品毎に配送料が変更される仕組みを採用し、330円(税別)から提供できるようにした。
さらに保管料金も改定。以前は一律25円(税別)となっていたが、1日当たり0.2円(税別)から、大きさ別・利用日数別で請求できるようにした。
今後は、ネットショップと連動した自動出荷機能が加わる予定。これにより、STORES.jpのストアオーナーは商品を倉庫に送るだけで、売れたら自動的に配送されるスキームを構築できる。
同社は併せて、現在社会的な課題となっている宅配便の再配達問題など、ネットショップ販売サイドと物流サイドの協調が必要な領域について、両社で共同の取り組みを実施していく予定だという。