マルチフェーズPMICを発表、ルネサス

ルネサス エレクトロニクスは、産業用マイクロプロセッサ(MPU)やFPGA、スマートフォンやタブレットのアプリケーションプロセッサ用に、最高レベルの電力効率を最小クラスの面積で実現するプログラマブルパワーマネジメントIC(PMIC)の3製品を発表した。

産業用MPU、FPGA、人工知能(AI)プロセッサなどへの電源として使用可能。さらにソリッドステートドライブ(SSD)、光トランシーバ、幅広い民生機器、産業用機器、ネットワーク機器など複数の電源入力を必要とするアプリケーションにも最適だという。

ISL91302Bは、1出力または2出力のマルチフェーズPMIC。最大出力電流20A、ピーク効率94%を達成する電源ICとして、最小クラスの実装面積7ミリメートル × 10ミリメートル(70平方ミリメートルは、従来と比較して40%以上の縮小となる。ISL91302Bの参考価格は、1,000個一括購入時に一個当たり3.90米ドル(税別、以下同)となる。

ISL91301Aは3出力のマルチフェーズPMIC、ISL91301Bは4出力のマルチフェーズPMICとなっており、両製品とも最大出力電流は16A、ピーク効率は94%。ISL91301AとISL91301Bの参考価格は、1,000個一括購入時に一個当たり3.12米ドル。

3製品ともにルネサスの「R5」制御方式を採用しており、負荷過渡中の高速応答特性、位相補償の最適化、最大6MHzの高周波スイッチングを実現しているという。また、出力電圧設定用の抵抗および位相補償用の外付け部品が必要ない。全ての負荷領域において最適な効率を達成するために、出力電流に応じてアクティブなフェーズ数を変化させる。低消費電流と軽負荷時効率が図れる。

最高レベルの電力効率を最小クラスの面積で実現するマルチフェーズPMIC 「ISL91302B」、「ISL91301A」、「ISL91301B」を発表


カテゴリー: 情報通信 , 製造   

大島 純一郎

大島 純一郎Author

証券系システムエンジニアやIT系資格対策問題集の編集、IT系Webメディアの編集記者などの経歴を生かして、企業向けIT関連の記事制作に携わる。専門は、IT、金融、医療分野。医療情報システムの企画/構築、運用に関する知識を有する専門者としての資格、医療情報技師、情報セキュリティアドミニストレータの保有者。

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