インドネシアで物流プラットフォームの実証実験を開始

物流プラットフォームを運営するオープンロジは、日本貿易振興機構(以下、JETRO)の事業である「日ASEAN新産業創出実証事業」の公募に採択され、インドネシアでEC事業者と物流事業者を結ぶ物流プラットフォームの構築に向け、現地大手のECモールと連携し、物流プラットフォームの実証実験を実施する。

オープンロジは、倉庫の非稼働時間・遊休スペースを活用することで実現する従来の企業間物流とは異なる新しい物流アウトソーシングサービスを国内数十拠点の倉庫会社と協働し、日本の中小EC事業者を中心に3,500社以上に提供してきた。

創業以来展開してきた国内での事業がJETROに評価され、ECの著しい成長が期待されるインドネシアで物流プラットフォーム「オープンロジ」の実証実験を開始する。

オープンロジは、インドネシアにて現地大手のECモールと連携し、インドネシア市場の効率化と日本の物流事業者やEC関連事業者のASEAN市場参入の一助になることを目的に、物流プラットフォーム事業の実証を行う。中小EC事業者が、出荷作業や在庫管理などの煩雑な物流業務から開放されて業務効率を改善することを狙う。

日ASEAN新産業創出実証事業は、日本企業と現地企業との協働による新産業創出のための実証事業を実施することで、ASEANにおける日本企業と現地企業との国境を超えたビジネス連携を促進し、日本の中堅・中小企業の海外市場獲得を支援することを目的としている。