デバイスIDとシングルサインオンで働き方の多様化を推進

いま話題の「働き方改革」。生産性を上げるとか、ワークライフバランスを良好にするとか、目標はさまざまだろうそれはIT(情報技術)で実現される。介護や育児のためだけでなく、自身の健康と仕事への集中のためにも、ITを活用したテレワークを選ぶ人が増えている。

スマートデバイスやクラウドを利用するテレワークでは、いつでもどこからでも情報資産にアクセスできて、業務を遂行できる環境が必須となる。と同時に、機密情報や業務データの流出を防ぎ、不正アクセスを防止するセキュリティ対策が、情報システム/IT担当者にとっての重要課題だという。サイバートラストはきょう、「サイバートラスト デバイス ID」と日本ヒューレット・パッカードのシングルサインオン基盤「IceWall SSO」との連携を発表した。

多様な端末から Office 365 などのクラウドサービスをセキュアに利用可能にする統合認証ソリューションの提供を推進するという。今回の連携により、クラウドサービス・ユーザーは、1回のユーザー認証と厳格な端末認証を組み合わせた多要素認証により、許可されていない端末からのアクセスを防止し、ハイブリッドクラウド環境での安全な情報資産の活用を実現できる。

IceWall SSOは、国内のWeb SSO市場において52.5%のトップシェアを誇り、金融業界をはじめとしたミッションクリティカルな環境下で豊富な導入実績があり、この認証基盤の配下で利用されるデバイス IDは、厳格な端末認証として、管理者が指定した端末にのみデバイス証明書を登録、かつ一度登録されたデバイス証明書の複製や取り出しができない仕組みをWindows、macOS、iOS、Androidで実現したデバイス証明書発行管理サービス。

両者が連携した統合認証ソリューションによって、サイバートラストは、ワークスタイルの変革をセキュアに支援するという。